外壁塗装の流れと注意点
外壁塗装は下地処理で80%決まると言っても過言ではありません!
女性のお化粧と一緒ですね、下地がしっかりしてないと崩れてしまいますからね。
外壁の剥がれや付帯部などの剥がれ・汚れなどは、皮スキやワイヤーブラシ等で綺麗に落とします。
ひび割れなどは深さや大きさによって、適切な補修材を使い分けます。この作業を怠ると塗料の密着性が弱くなったり
水分が侵入し塗膜の剝がれ、膨らみの原因になったりします。
シーリングの劣化でひび割れしたところやサビも適切な処置をしないといけません。
養生に関してはいかに綺麗にやるか、汚れない養生をするかがポイントです。
施工して綺麗にするつもりが、逆に汚してしまったら本末転倒です。
下塗りはベースとなる工程です。
下塗りの色は、透明や白、クリーム色などが主流となります。中塗り・上塗りの付着力を高める役割があり必要不可欠な工程です。材料費削減のために下塗りを薄めすぎて使う業者もいますが、そうすると、塗料本来の性能が発揮されません。
また、モルタル壁等は厚塗りをしたほうが長持ちしますが、反対に厚塗りをしすぎて塗膜が割れることもあります。外壁と塗料の相性や職人の技術が大切な工程です。
中塗り=上塗りの1回目です。
上塗りを美しく見せるための前段階になります。
ちなみに中塗りの色を上塗りと変えた方が塗り残しや色ムラがなくなり良いということが言われていますが、上塗りと中塗りが同じ色の方が後々太陽熱によって上塗りが剥がれてきても、中塗りが同じ色なので色ムラが起きません。
もちろんお客様のご希望でしたら色替えいたしますがおすすめは致しておりません。
上塗り2回目になります。2回目の上塗りは仕上がりと耐用年数を上げるとともに、色褪せた家を綺麗な状態に戻すとても大切な塗装作業となります。この工程により外壁の色の良さが決まり、中塗りでカバー出来なかった色ムラをムラなく綺麗に仕上げることができます。二度の上塗りによって性能の高い塗膜を作り出します。